グルコン酸は水に溶かすと【グルコノラクトン化】し、脱水させると更にラクトン化する成分です。

グルコノラクトンも同じく水に溶かすと徐々に【グルコン酸化】していき。

最終的には【グルコン酸、グルコノラクトンで半々のバランスになっていく】成分です。

ｐｈが酸寄りでグルコノラクトンが多くなり、アルカリ寄りでグルコン酸が増える。アルカリ寄りってことは塩類が含まれるんで、、グルコン酸塩として量が増える。

グルコン酸は主に【はちみつからとれるローヤルゼリーなどに含まれる】感じなんですけど、、。

最近ラクトン化合物としてグルコノラクトンを使用するメーカーも増えてきましたね。

シェアした記事見るとわかりやすいのですが、、
【タンパク質の凝固剤】ってことでたんぱく質をくっつけて高分子化する作用があるんです。

又は【離れたたんぱく質同士を繋げる作用】っていうのがあり、、【なんか使えそうだな。。】っていうのはわかりますよね？？

主に豆腐を作ったり、チーズを作ったりする際に活用する化学なんですけど、、、。

我々美容師も【タンパク質を柔らかくしたり、結合を外したり】しますよね？？

まあ、、その辺のアレで活用できるってこと。

亜鉛も似たような作用があります。

亜鉛とグルコン酸は強力にくっつくのですけど、、グルコン酸が非常に強力なキレート作用があり、、キレートっていうのは【金属とくっつきやすい】ってことです。

だから、亜鉛やその他ミネラルと反応しやすい。で、、グルコン酸のキレート作用で亜鉛がくっついたものがグルコン酸亜鉛になります。

亜鉛ほどグルコン酸亜鉛は反応性がなくマイルド。
グルコン酸ほどグルコン酸亜鉛は反応性がなくマイルド。

っていう双方の特徴の間を取ったような成分がグルコン酸亜鉛ですね。

グルコン酸亜鉛は亜鉛誘導体をして、、体内に吸収されやすいので亜鉛補給のサプリとしても有効。
※とりすぎ注意。胃が持たれますよ。ほんのちょっとでいいにですよ。飲む場合。亜鉛っていうのはたんぱく質を繋ぐ役割があるので、、毛ってタンパク質ですよね？
タンパク質を体内で合成する際に亜鉛が足りないとたんぱく質の量が減るわけですよ。結果毛がへなへなしたり、毛が生えにくかったり、毛が細くなったり。

で肌も同じく。毛ほどタンパク質の量は多くないけど、、肌もたんぱく質が超重要。女性の場合。月のアレでミネラル不足になりやすく、、また貧血気味の方なんかはミネラルが足りない＝肌にも毛にも影響を受けるってところ。じゃあ亜鉛のもうね。鉄分取ろうね。って話になるんですけど、、ミネラルって吸収されにくいから、、だってくっつきやすいですからね。だから予めグルコン酸とくっつけて分解されにくくして、、で、、じっくり効かせることで有効化させる。

それが亜鉛誘導体。亜鉛誘導体のグルコン酸亜鉛は亜鉛欠乏に有効ですよね。った話。ただとりすぎると良くないから、少しが良いですよ。

で、、【ケラフェクトアシッド】勧めるんですけど、、

ケラフェクトアシッドは【リンゴ酸】リンゴ酸は無水マレイン酸に水を加えると出来る成分ですね。
水に溶かしたマレイン酸＝リンゴ酸ってところです。

あとはレブリン酸。そしてグルコン酸亜鉛を使用した【酸トリートメント】で20％希釈で使用が出来てコスパもいい。

だから勧めるんですよね。ちなみにSLEEKジェルも入ってますね。むしろメインな成分ですけど。

肌にはキレート作用と美白作用の効果としてオーガ3に配合しています。肌がキュッと引き締まるんですよね。オーガ3.今4作ってるところだけど、、。

あんまいいたくないんだけど、、もういいかなぁ、、。

CK300って反応性有する低分子たんぱく質のケラチン使いますでしょ？？で浸透させて。で、、グルコン酸亜鉛を被せると毛髪表面でたんぱく質が固まってコート力を上げる。内部には入らない。ってこと。外側だけの強化をする。ってやつ。で、、熱っていうかアイロンやりますでしょ？？
スゲー強固な状態になるってわけですよね。

因みに【還元剤の残臭除去効果】これも半端ないですから。パーマ臭が面白いほど無くなる。

まあそんな感じです。

グルコン酸亜鉛もどこから情報流れたかわからんけど、、僕が活用しだしてからメーカーがなんか配合し始めたやつ。
意外とメーカーと関わっている人がシコシコ見てるんですよね。まあ、でもアイテムも色々出来たし。公開してもいいかなってところです。

下記もどうぞ。