こんにちは
東京都東村山市久米川駅徒歩5分、八坂駅徒歩1分の地下でこそこそ営業中の美容院。
こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト)保です。
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まずタイトルは大げさです。スタイリストにもよりますし、髪質にもよります。あくまで研究の参考程度に御覧ください。
その前に、、、、、、
本日はURBANCRAFTオリジナルの新アイテムのご紹介です。
「イーズphコントロール」の説明です。200mlと500mlの詰め替えがあります。
簡単に言うと「phのコントロールをするバッファークリーム」です。
「イーズバイカーブオールスキン」は泡の立たない主成分に界面活性剤を使用しない全身洗浄剤になります。弱アルカリです。弱アルカリで汚れを浮かし、落としていきます。また、成分の粒子が柔らかいので皮膚を傷つけません。また、皮膚の表面のみの洗浄ができ、成分が皮膚内部に浸透しません。ここがミソです。
で、、、弱アルカリで界面活性剤が乳化作用をもつ「ヒマシ油」以外入っていないのでサロンで使用する処理剤との相性が良いので、原料使いこなせる方にはかなり便利な商材です。
そして、、「イーズバイカーズphコントロール」は弱アルカリ洗浄剤を丁度良い中性に戻す役割があります。一瞬でつるっとします。
コレ、、、、非常に便利なんです。販売用のphをコントロールできる商材って少ないと思うのですが、、、原料を使いこなす美容師にはかなり便利な商材です。
また、、、基本サロンではアルカリを使用する機会が多いので、全てのメニューの後処理に使用すると、カラーの色もち、パーマのもち、トリートメントのもちが良くなるんですね。。。。バッファー剤なんで。。。
で、、、私も〇〇サイトのバッファー剤を使用していたのですが、面倒なんですね。液つけてその後コンディショナー。ひと手間面倒なんですよ。コレあれば一回の工程で済みますし、トリートメント含める薬剤の最後の処理をコレ一本で済ませるので、、まあ、楽です。
その他使い道が多いので、、、本日は「失敗しない縮毛矯正」の記事に絡めて説明していきます。
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二度目以降の縮毛矯正。またはダメージ毛の失敗しない縮毛矯正。
当たり前ですが、、、冒頭に書きましたが「絶対」なんかありません。髪質、美容師によって結果はかわります。あくまで参考にどうぞ。また、あくまで私個人の研究です。使用方法を決定するものではありません。もっと知りたい方は自分で調べてくださいね。またはお師匠にお尋ねください。
・まずはプレシャンプーをし、そのままシャンプーボールの中で強アルカリ強還元剤を根元から毛先まで塗布します。私はサロンにある普通のどこにでもあるシャバシャバのチオですね。
今回はハリコシのある髪質でしたので、3分間よく揉みこめ時短還元していきます。軟毛、強ダメージ毛は1分を基本に考えると良いと思います。
・お客様を寝かしたまま、毛先のみ薬剤をしっかり流します。根本は薬剤残しておきます。根本はしっかり癖を伸ばし、髪も強い状態ですので、普通にしっかり還元させる必要がありますので、、、、。ここでは根元の軟化状態を見るイメージではなく、毛先の既染毛の状態を見ながらの短時間放置になります。チオつけてすぐに髪がつるっとしてざらざらが無くなっていきます。ある程の癖が戻っていた場合はこの段階でまっすぐになっている位の状態で流すのが良いかと思います。あくまで毛先の状態に意識していきます。
・シャンプー台を起し、エルカラクトン50%ほどの濃い脂質、低分子→→中分子のタンパク質混合液を揉みこみます。
・アシッドシスにL-システィン粉末を溶かし込んだ溶剤をつけます。・強アルカリから中性に移行しながら還元をしていきます。その後、スルホン化ケラチンを弱アルカリの「イーズバイカーブオールスキン」に10%ほどまぜたジェルを上からかぶせしっかりとよく揉みこみます。
・時間をおかず、そのまま酸性GMTクリームを癖が強い根本以外、またはハイダメージで根元の強アルカリを流したのであれば、根元から塗布。根本の癖が強いのであればクリーム化した強アルカリ強還元の普通の矯正剤を根元塗布。スチーム加温します。強アルカリを中性、そして酸性に移行させていきながら架橋と還元を同時進行させていきます。酸性の低還元でじわじわ効かせていきます。放置は10~15分位を目安に。ビビることはほぼないと思いますので安心して見てられます。酸性GMTの用事調整にミルク状の酸性クリームの「イーズバイカーブphコントロール」を使用し、GMTをビビりハイダメージは1~5%。基本は10~15%配合し調整します。またアセチルグルコサミンを砕いた粉末を溶かした溶剤を入れ込みます。
・強アルカリ強還元で根元の癖をしっかり伸ばす。毛先は時短。。。。先にアルカリから始めることのメリットはその後のスルホン化ケラチンとL-システィン粉末と低分子、中分子タンパク質の架橋に有利です。スルホン化ケラチンは高分子なので内部に作用がしずらいので、先にシスティンが良いかと思われます。アルカリで開いたところに物理的にねじ込むイメージです。また上記の原料はアルカリ状況下で安定になります。そして酸性で定着です。後の酸性GMTで原料を安定させながら、ゆっくり還元です。普通は還元時に髪が軟化していきますが、酸性GMTでなんとなく髪がしっかりして、つるっとしきます。
その後しっかりと中間水洗をし、シャンプー台でエルカラクトン→キトサン+ヒアルロン酸をしっかりと揉みこみます。キトサン、ヒアルロン酸に含まれるアセチルグルコサミンでその後の熱によるタンパク質の凝集を防いでいきます。毛先の硬さを大分防ぐので良いかと思われます。
・アイロン前「例のコメとエンドウつけてください」ない方はそのまま軽くドライ→ツインブラシノンテンションブロー→180℃で一気にスルーアイロン。ティッシュはさむとねじれがとれます。またテンションかけると「もどり」がありますので、さらっと伸ばすイメージです。しつこくやるとせっかくブローで丸くした毛を平たくしてしまうので必要な分のみさらっとアイロン処理をします。「例のコメとエンドウ」は高分子タンパク質ですが、柔らかいコメとエンドウ由来のタンパク質にCMCが引っ付いてます。ここで使用すると、硬さの残る皮膜感ではなくバージン毛のような自然で柔らかい艶と疎水感が出せます。
・アルカリ状態ではないので安心して熱処理が出来ます。その後毛先にヒアルロン酸をたっぷりつけ必要に応じて2液をつけます。そもそも酸性状態なので、どちらかというとアルカリ溶剤のほうが2液として良いかもしれません。アルカリで中性に寄せるのであればここも「イーズバイカーブオールスキン」の弱アルカリで中性に戻すイメージで処理。GMTは酸性で活性化、アルカリにいくと安定なんですね。面白いです。
こんな感じで処理をしていくと髪がとにかく柔らかいです。縮毛の硬さってあります。また、硬い皮膜によるツッパリ。アニオン原料によるひっかかり。こういったことがなく、とにかく上質でナチュラルな縮毛矯正が出来ます。また、、、「イーズバイカーブphコントロール」は皮膜による引っ掛かり、キシミ、またアルカリのキシミ、アニオン商材のキシミひっかかりを瞬時につるっとさせ櫛通りを良くします。地味にかなりサロンで使いやすく、また用途も広いです。
カラー未処理の縮毛になります。ショートやボブでは「柔らかさ」がないと毛先が収まらないので柔らかさは非常に重要かと思います。
また、、下記の方は軟毛のハイトーンカラーになります。
普通はかなり慎重に処理するのですが、かなり安心して作業を進めることが出来ます。毛先の柔らかさ、ナチュラル感、艶がポイントです。縮毛矯正になります。癖は少な目、ダメージによって若干のねじれがあり艶がない状態でした。
こんな感じの研究結果になります。正確なことはわからないので、皆さんの研究にお役立て下さい。また細かいこと聞かれてもお答えできないこともあります。わかる範囲でお答えしますので、質問は「タイムラインでなくメッセージで個別に対応します」。また対応が遅い場合もありますが、気長にお持ち頂けると幸いです。。。。また始めは「エアストレート」というシステム商材を利用してました。また利用しています。こちらは比較的簡単です。システムを利用すればある程度のやわらかさのある縮毛矯正が出来ます。手っ取り早いですが、仕入れは激高です。資金に余裕のあるサロンは導入も良いかもしれません。
気軽にご質問等受け付けてます。毎回言いますが、コンサル料とかは要りません。
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