こんにちは

東京都東村山市久米川駅徒歩五分、八坂駅徒歩一分の地下でこそこそ営業中の美容院。

こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト)保です。

本日はスタイリストが納得できる評価システムについての記事です。

皆さん、スタッフが多い所での勤務の経験もあるかと思うのですが、、、案外「スタイリスト同士で揉める」ことが多いのです。

と言いますか、、、スタイリスト同士で競わせることで利益を生み出すという仕組みに踊らされるわけなんです。スタイリスト同士仲良くさせると生産性が下がりますので、生産性を上げるために「あえて競わせる仕組み、空気」を作るんですね。

「戦意のない者に結果を与えない」または「戦意のある者に結果を与える」というのがあるんですよ。人数多い所は特にね。なので気持ちはなくとも「戦場に立たされる」わけなんですよ。お互い助け合っていけばいいのに、、、助け合わなくともせめて「スタイリスト同士が戦わない」で良いと思うわけなんです。

例えば、、、、「アシスタントの取り合い」。忙しくなってくるとアシスタントの取り合いをするのですが、「こっちのヘルプしろや」「いやこっちのヘルプしろや」となるのですね。予約制にしてお客様の人数の制限をかけておけば済む話なのですが、、、、そうすると「スタイリストが競わなく」なるんですね。仮にスタイリストが5人いたとしてアシスタントが2人だったとします。スタイリストのうち2人がお客様を掛け持つことが出来ます。再来率云々でなく、数字として母数の大きいスタイリストが結果を出すのは当たり前です。数字の勉強すればすぐわかります。なのでこの二人の選出方法として、、オーナーなどの意向が反映されるんですね。

「スタイリストの数字は実力だ」と思っていると、、、それの多くは「勘違い」なので独立後に痛い目に合います。数字は実力以外のところで作れるわけなんで。。。。「数字が自分の実力」と勘違いすると、、、それが「第三者による作られた数字」だということに気づかないので、、結果「なんかうまくいかない」ということになるかと思われます。

話を戻しますが「アシスタントの取りあい」に関して、、、優しいスタイリストはアシスタントを気遣い「サロン上無理な入客はしない」ということになります。すべてのスタイリストが「こっちヘルプせいや」になるとアシスタントは壊れます。このような状態のサロンですと、アシスタントは勉強をする時間の確保はおろか、精神的に参ってしまいます。。。そのような状況を見て見ぬ振りする「管理者」。「アシスタントのことなど気にしないスタイリスト」が「結果」を出し、会社に「表彰」されたりします。気遣いのできる「優しいスタイリスト」はいつまでも売れません。。。「売れてるサロン」は私からすれば非常に不愉快な環境です。

そのような環境ですと「やらざる負えない」状況だったりもします。家族がいれば尚更。「優しいスタイリスト」だと「売れない」とかいって「気に食わない会社の言いなりも出来ない」。結果私がとる行動は「どこにも属さない無感情な人」になります。

また話は戻りますが「アシスタントのとりあい」にならないようにするといいと思うのですね。従来型の「総売り上げに対する評価」というのに問題があるかと感じます。これだと「数こなしたもの勝ち」ということになり、、、「実力以外の結果」を生み出す要因になるかと思うのです。

私がほしいのは「会社の評価」でなく「お客様の評価」です。「作られた数字」いわゆる「会社の評価」が「数字に反映」されるのではなく、適正に「お客様の評価」が「数字に反映」できると良いわけなんですね。

なので「アシスタントの取り合い」による「数字」はないほうが良いかと思うのです。

ここには色々な戦略、思惑がありまして、、、「アシスタントに気に入られるスタイリスト」でないと「結果」がでないとか、、、「レセプションに気に入られるスタイリスト」でないと「結果」がでないとか、、、そんなのも存在するのですね。

ということは「アシスタントに気に入られるために、アシスタントにごはんを奢ってあげる」や「アシスタントの機嫌を損ねると手伝ってくれない」または「従わせるための恐怖の植え付け」みたいなことになるんですね。

「アシスタントに気を遣う」というのも意味が分からないし、かといって「無理にでも従わせる」というのもどうかなと思うのですね。

こんなのもあります。「レセプションの絶対的な権力」、、、要は「数字」は「実力で上がる」というのと「第三者が上げる」ものがあるわけなんですね。。。要は「結果」はレセプションが握っていたりもするんですね。

ということは「レセプションに気に入られる」為にはどうするか?ということに繋がり「レセプションの機嫌を損ねないように」とか「ご飯を奢る」みたいなことや、、または「従わせる為の恐怖の植え付け」みたいなことになるんですね。

これもおかしな話なんですね。「結果」を出すための「項目」が「お客様」でなく「第三者」になっていたりするんですね。

なので、、、、、

「既得権益」に繋がることは誰にも「握らせない」ことが大事かと思います。

じゃあどうするの?って話なのですが、うちのサロンでは評価が「総売り上げ」でなく「作業工程売り上げ」になってるんですね。。。

美容師はインセンティブの評価が大半だと思いますが、その評価を「総額」でなく「作業工程別」にすると案外仲良くできるものなんですね。

例えば普通は1000円の売り上げに対してスタイリストにバックするわけなんですが、それだと揉める要因に繋がるんですね。

なので例えば1000円に対してカット、シャンプー、マッサージ、スタイリング、カウンセリングと細かく作業工程に分けるんですね。

で仮にアシスタントが代わりに作業をしたら、その作業の売り上げをアシスタントに移行するのですね。スタイリストは手伝ってもらった分は売り上げが減る仕組みです。

これだと、、、仮に1000万の月売り上げをスタイリスト1人アシスタント6人で達成したとします。

従来の計算方法ですとスタイリストにすべて反映されてしまいます。これでは揉めます。

工程別に分けてしまうと、スタイリストの売り上げは150万位だったりします。

だってぜーーーんぶアシスタントに任せて「カット」だけなんで。

そうするとどうなるか?「そこまでして1000万円の売り上げを上げるメリット」ってなに?となるんですね。だったら「一人でやる」または「最小限アシスタントを使う」ということになり、アシスタントの疲労の軽減が出来るし、教育時間の確保にも繋がります。またアシスタントがいない環境下でもお互いの利益を分散し、また助けてももらうことが出来ます。そこにビジネスとして「お金」は発生します。お金を発生させないとまた揉めますし、それは「仕事」じゃないので、、、、。部活みたいな「ノリ」の「業界体質」も嫌いなんですね。雇う側は「お金を払って時間を買っている」という意識が必要ですし、またスタイリストも「仕事」をしているわけなんで。美容業界のへんな体質が美容師の「仕事の価値観」を歪ませています。案外他業種では当たり前の「仕事」が「悪」みたいな認識もあったりします。

基本は「仕事」なので、、そこに「お金」を発生させるのは当たり前だと思うのですが、、、この私の感覚は業界では「非常識」として扱われます。不思議な業界です。

 

更には、、、アシスタント抱えてその分の結果を生み出してるなら良いですが、、、中には「やたらアシスタント使って、数字を出さない」という人間もいたりします。いわゆる「働かない店長」みたいな人間を生み出してしまうのですね。

私の考えは「働かざる者食うべからず」です。私含め「自分の給料は自分の手で生み出す」というのが理念としてあります。

ということをPOSでシステム化しているんです。わざわざ作ってもらいました。また使用POSは「レジポ」なのですが、早いし、無駄がなく、カスタム可能なので非常にお勧めです。

私の経験上「糞な人間ほど結果」をだすというのがありまして、、、私がしたいの「糞な人間は損をする仕組み」「平和的な人間でも結果が出る仕組み」ということなんですね。

。。。。

そもそもアシスタントを利用するビジネスモデルはすでに崩壊してると思ってます。今や「美容師が多すぎ」状態です。専門学校が必死に生徒を集め、世に排出してるのですが「すでに活躍するだけの容量」は業界にはないかと思ってます。「美容業界は楽園」という「蜃気楼」を追わせるのもどうかと思います。未だに「カリスマ美容師」という「蜃気楼」を追っている若者の多いこと。「若者に夢を持たせ業界に誘致」みたいなことを未だに言っている人間もいますが、すでに「容量オーバーの業界」に入ったところでどうなの?と思いますし、無責任に「美容業界」は最高だから「美容師になりなよ」なんて無責任なことは言えません。

「様々なことを捨てて業界の先輩を引きずりおろす」覚悟があるならお勧めします。。。続けることが出来れば「様々なことを手にする」ことも出来ますので、、、、。

今の時代にフィットさせるのであれば、、、30代、40代の油ののった美容師が「業務委託」や「独立」しています。残された従来通りの中、大手サロンは衰退していきます。人数かかえていたサロンの上部が委託や独立に向かっており、残させたサロンは確実に弱体化してますし、今後その傾向は止まらないかと思います。

大きな会社がスタイリスト、アシスタントを多く抱えていたのですが、、、この状態が「分散」しています。今後更に「分散」します。「賢い人間」ほど早いかと感じます。

その上部の人間が「分散」し、、、、今後は横で繋がっていくかと感じます。今までピラミッド型の「縦の業界」が「横の業界」になっていくと思うのですが、、、

縦なら縦のシステム。横なら横のシステムが必要になります。

なので、、、横の繋がりで「お互いを補う」発想でPOSのシステムを構築しました。

これなら「個々の人生に合った勤務プラン」にあった、評価システムとして「仲良く」とは言わずとも「競わない」ことが可能かと思っています。

すでにSNSで横の繋がりが出来ているのに未だにピラミッド式のシステムだと時代に合わないかと思ってます。

様々なことがトップダウンでなく、横に広がっていけば「無駄な争い」が無くなるのかなとも感じます。

いつも言いますが美容業界に「へんなの」が紛れ込んでいるからおかしくなるので「へんなの」が入り込まないように個々の美容師が「横で手を繋ぐ」ということで解決できることも多いかと感じます。

それではまた明日。

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