こんにちは
東京都東村山市久米川駅徒歩五分、八坂駅徒歩一分の地下でこそこそ営業中の美容院。
こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト）保です。
本日は軟毛の縮毛矯正の記事です。
いきなりアフター写真です。終了ドライ状態です。半年に一度矯正してます。
・まずは下処理をします。軽くプレシャン→シャンプー台でCMC→WECOBASE森さんの「リブラ」のアルカリチオをシャンプー剤で薄めて「アクリオ」追加したジェルを全体に揉みこみます。チオの残留を極力抑えるため。ｐｈ上げたいならアルギニン追加で良いかと思います。アルカリ足りないと内部浸透しないので調整します。またCMCは薬剤の通り道を作ります。ナノリペアはリポソーム仕様でナノ化なので内部浸透が高く薬剤を内部に届ける意味合いで前処理に使います。
「リブラ」かなり扱いやすいです。ジェルっていうのがかなり良いです。スポイト滑るけど。
1～2分揉みこみます。
・低分子～中分子タンパク質補給。
・セット面で根元に酸シス、酸チオに「タモエキス」を混ぜ癖の強い部分に塗布。毛先に「タマシス」に「タモエキス」のベース剤を作り、中性システアミンベースにGMTをほんの少量いれこみ塗布します。最後に高分子y－ケラトースをつけときます。最後に高分子の疎水系のケラチンつけとくと表面の外部圧が強くなって成分の流出を防ぐのでお勧めです。
・スチーム加温します。イメージ的には始めに強チオで膨潤内部還元しその後はアルカリ膨潤でなく水膨潤を利用します。
アルカリで膨潤させることでチオは入り込みやすくなりますが、システアミンは膨潤少なくても入りやすいのでシステアミンをメインで使用します。根本は酸シス酸チオでしっかり還元します。また必要以上の膨潤は髪の表面の状態を悪くするので時に毛先にポリフェノールが有効です。収斂作用に使うのがポリフェノールなのですが、「タンニン」「ヘマチン」などがお勧めです。毛先に意識を集中し、根元の薬剤は毛先の加温時間に合わせた調整が良いかと思われます。
入れすぎると膨潤が甘くなり浸透を妨げるので少量が良いかと思います。私は面倒なので一剤混合しちゃいますが、、一剤→「タモエキス」で良いかもしれません。「タモエキス」→タンニン＋S-スルホン化ケラチン+シリル化ケラチン+アクリオ＋システィン+ｐｈ7程度のアルカリ漬け。
ｐｈを強アルカリ→弱アルカリ→中性～酸性に移行しながらゆっくりと「還元」と「内部強化」を行っていきます。
・中間水洗です。しっかり水洗し、CMC→WECOBASE森さんの「イージス」をつけてお湯貯めしシャバシャバします。イージスはジチオなので中間処理に効果を発揮します。また「phコントロール」も少量混ぜこんでも良いかと思われます。ミックスジスルフィド対策です。プレ還元の薄チオシャンプーはこのへんの意味合いも込めてます。
・セット面にて「例のコメエンドウ」にリピジュア足したのをスプレーし８割～9割ドライします。この段階でひっかかるとやりずらいのでコメエンドウ＋リピジュアで外部対策します。なるべく還元はこの状態でストップしている状態が計算しやすいです。伸びが甘そうならウェットアイロンで還元を進めます。必要なければそのまま「普通」にノンテンションブローか150℃アイロンです。伸びが甘かったらこれまた森さんの「渇水」などでしっとりさせ再度アイロンが良いかと思います。渇水は高分子タンパク質+アルコール高めなので早く乾きます。乾燥状態でしつこくやらないほうがよいかと思います。
・アルカリ還元なら過酸化水素→ヘマチン処理
・酸性還元ならブロム酸→「ｐｈコントローム」
で良いかと思います。ｐｈが高い状態で２液処理を行うと発熱します。この状態では内部のS-Sが作りにくいので弱アルカリ～酸性での酸処理がお勧めです。残留性が髪を傷めるので、残留物の処理と還元剤を「なるべく外部に流れやすいようにしておく」発想は重要かと思われます。そして内部補強に使用する処理剤は「置いていく」ことが重要なので意識が必要です。２液処理は酸性にするという意味合いと分解酵素を利用し再結合という意味合いがあります。
仕上げにナノリペア（エルカラクトン）→「例のコメエンドウ」→ドライです。
以上です。毎回言いますが、「私個人の研究」です。正直わからないこともあるのであくまでも参考にどうぞ。
皆さんの研究にお役立てください。更にもっと専門的な知識が必要であれば「MAGO」先生の「教材」を仕入れながら勉強すると良いかと思います。直接FBメッセージで「扉」が開きます。また「インサイト」である程度の勉強も出来るのでお勧めです。
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明日から４日間夏休み取りますのでその後のメッセージでお願いします。
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