こんにちはURBAN CRAFT倉谷です。
先日、アレルギーのについて書いた時に、ヘアマニキュアなら大丈夫。的なことを書いたのですが、それの補足として。
アレルギーの記事はこちらから 「アレルギーについて」
ヘアマニキュアと普通のカラーの違い。
まず、一般的なカラー剤について。
こちらは、カラー剤に含まれるアルカリ成分が髪の毛を膨潤させ、酸化染料と過酸化水素が髪の毛の中に浸透していきます。
この過酸化水素が髪の毛のメラニン色素を脱色させ、酸化染料が反応し、色を定着させます。
簡単に言うと、もともとある色を抜いて上から色を重ねているような感じです。そのため、様々な色のカラーができます。
しかし、この脱色・発色が化学反応となっているため、
アレルギー反応を引き起こすことや、髪の毛にダメージ与えてしまうことがあります。
一方、ヘアマニキュアはといいますと、こちらも酸化染料で染めてはいるのですが、過酸化水素は含まれていません。
そのため、脱色という工程がないため、髪の毛に負担もかかりませんし、アレルギー反応を起こすこともありません。。
しかし！！
脱色しないということは、もともとある色の上からそのまま色をかぶせるということになります。
白髪は別として、元の髪の毛はだいたいみんな黒、、
たとえば、黒の上に赤をかぶせると何色になりますか・・・・？
そう！ほぼ黒です！！
ヘアマニキュアの場合、髪の毛を明るくすることはできないんです。。
ヘアマニキュアは髪の毛の表面をコーティングするような感じです。そのため、白髪染めの場合や、ブリーチして色を抜いた状態であれば希望の色味にすることも可能ですが、元の髪の毛が暗いとほとんど意味がなくなってしまうのです。
また、髪の毛の中に染料が浸透していないため、色落ちも早くなってしまいます。。
ヘアカラーは頭皮に合わないけど、白髪は気になる。ブリーチして原色のようなカラーをしたい。
（※後者の場合は、ブリーチ2～3回必要です。痛む覚悟のある方限定ですｗ）
そんな時ヘアマニキュアはおすすめです！
ですが、ダメージか少ないから。という理由のみの場合は普通のヘアカラーがおすすめです。
そっちの方が色味も明るさも自由に選べますからね！
あと、マニキュアで染めた後に普通のカラーをしようとするとムラになったり染まりにくいなんてこともあります。
悩んでる時は一度相談してからカラーして下さい(^^)
