URBAN CRAFT 倉谷です。

今回はカラー剤の仕組みと、URBAN CRAFTで使用しているカラー剤(ローランド)の何が良いのか?ということをお話したいと思います。

まず髪の毛は、

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このように髪の毛の表面にキューティクルという魚のうろこのようなものがあり、これが髪の毛のツヤや手触りに関係してきます。そしてなかにあるメラニン色素。これが色のもとです。

日本人はたいてい、メラニン色素の量が多いため黒髪です。このメラニン色素が少なかったり薄かったりすると髪の毛が明るくなります。ブロンドヘアなんかは極端に少ないってことです。

 

カラー剤は基本的に、このメラニン色素を脱色し染料を発色させることで染めていきます。

 

その為にカラー剤にはアルカリと過酸化水素いうものが含まれています。

アルカリは髪の毛に染料を入れるため表面のキューティクルを開き、過酸化水素はメラニンを脱色させ、同時に染料を発色させます。

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こんな感じに開いたキューティクルから染料入っていきます。

髪の毛の内部に入った染料は分子同士がくっついて大きくなり、キューティクルの隙間から出れなくなります。

髪の内部に染料が閉じ込められることによりカラーが定着します。

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これでカラーが定着した状態です。

 

ざっくり説明するとこんな感じでカラーは染まっています。

では、ローランドの何が良いのか??

 

 

 

それは、、、アルカリが入っていません!!

 

アルカリが入って入っていなければ染まらないんじゃない?

いえいえ、アルカリが入っていなくても多少ならキューティクルは開きます!

ローランドのカラー剤は、その少しの隙間から染料が入っていけるよう染料を小さくしています!

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こんな感じに。。。

比べてみると、、、

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こんな感じ。。。

僕の下手くそな絵では伝わりにくいので説明すると、、、

 

アルカリを使ってキューティクルを開くと髪の毛に負担がかかります!

そして1度ひらいてしまったキューティクルはなかなか元に戻らないため、キューティクルが開きっぱなしなんてことにも。。。。

そうなるとまずツヤは出ません!パサつきます!

そしてキューティクルが開いているためカラーの色落ちが早くなってしまいます!

 

一方、ローランドはキューティクルをがっつり開かないため、髪への負担が少ないです!

また、染料を小さくしているため、より内部まで浸透し発色するため色持ちが良いです!

キューティクルが開かないため、ツヤもしっかり出ます!

 

あとローランドは原材料からオーガニックにこだわっています!

化学肥料を使用せず、無農薬で育てた植物を使用していますのでかなり安全なものになっております!

 

※オーガニック100%ではありません!

また、日本で作っているカラー剤の多くは日本人の赤味が強い髪色に対応するため、どんな色にも緑が少し混ぜてあることが多いです。何種類かの色が混ざるとどうしても色がくすんでしまうのですが、ローランドはイタリアで作られたものをそのまま直輸入しているので、1つ1つの色味がクリアです!

そのため透明感のあるクリアなカラーを楽しんで頂くことができます。

 

 

是非一度、お試しください。