こんにちは

東京都東村山市久米川駅徒歩五分、八坂駅徒歩一分の地下でこそこそ営業中の美容院。

こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト)保です。

抗酸化に対しての話題が少ないので一筆書いておきます。

酸化と還元の複雑な関係。還元作用のある成分は還元が終わると酸化します。酸化剤として残ってしまうんですね。過剰な還元剤の残留に意識がいきがちですが、還元は酸化物を柔らかくしたり、取り除いたりする作用があるかと思われます。酸化は「サビ」。過剰な酸化による「硬さ」。こっちの意識って非常に重要かと思われます。

過剰な還元を防ぐために、還元剤をしっかりと流したり、無効化させる。その次は過剰な酸化に対してどうするか?ってことだと思われます。

そこで大事になるのが抗酸化作用のあるもの。または還元作用のあるもの。微還元みたいな。

金、プラチナ、銀、フラーレン、エルゴチオネイン。

上記は非常に高価なモノですが、超優秀です。フラーレンは「イーズバイカーブオールスキン」に入っている。酸化しないやつです。

酸化しないモノ=錆びないモノって非常に価値が高いです。なので高価なんですね。

ポリフェノールも抗酸化力があります。ポリフェノールとは総称です。色んなポリフェノールがあるんですね。MAGO印のポリフェノールはタンニンです。タンニンにも数種類ありますが、縮合タンニンがメインで加水分解タンニンも取り扱っている模様です。縮合タンニンは「樹脂」「葉っぱ」まあ、、、いわゆる「木」から抽出する成分です。木って長生きしますよね。木自体が抗酸化成分のタンニンを多く含み酸化されにくいからっていうのもあるとかないとか。強力な抗酸化作用と収れん作用をもち、洗顔料にも含まれ、皮膚の抗酸化と収斂をするのが顔が引き締まるんですね。私は「イーズバイカーブオールスキン」にタンニンを追加し洗顔しますが、非常に優秀です。

ブルーベリー、ビルベリー、カシスなどに含まれるアントシアニン。レスベラトロールというブドウなどに含まれるもの。イソフラボン、レグナンと呼ばれるダイズ等に含まれる成分。その他まだ色々あります。

「カテキン」とかも優秀で、お茶からとれるやつですね。抗菌、殺菌、抗炎症などの効果があるので優秀です。

抗酸化物質自体は酸化されるため、酸化物として残ってしまいますが、過酸化しなければ問題視する必要はないかと思われます。

ビタミンCなんかは最もメジャーですね。すぐ酸化しちゃうけど、、、、。

髪も皮膚も酸化するので抗酸化することはとっても大事なんですね。

トコフェロール(ビタミンE)とかも優秀。脂質の酸化を防ぐ役割があります。メドウラクトンVEに入ってます。ひまわり油やブドウ油などに多く配合されています。油使う時は一緒に使用すると良いかと思われます。

乾燥が強いほど酸化速度は早い。

美容室のメニューでは髪や頭皮が乾燥してしまうメニューが非常に多いです。抗酸化と同時に乾燥から守ることも結果として過酸化によるダメージを防ぐことに繋がります。いわゆるCMC。CMCは大まかな言いまわしです。「セメント」みたいな役割です。様々なCMCが存在します。油もCMC、ポリフェノールも、コレステロールも、、、、CMCは種類も多いし、複雑なので「あまり細かく話題にされない」わけなんですが、、、、いわゆるお客様がダメージとして認識される部分はCMCかと感じます。

なので、オイル等の保湿や膜などが重要なわけなんです。

で、、、、皆様わかると思うのですがいわゆる「油」ってベタベタして「乾きにくい」って感じだと思うのですが、、、、それは「そのような油が表面に作用しているから」ってところかと思います。CMCは油だけでもないし、油にも種類がゴマンと存在するわけです。

油=べたつく

油=乾きにくくて大量に使用できない

というのが先入観で。そんなこともないものもあるかと思われます。また、流出しやすかったり、薬剤ですぐ無くなっちゃう。みたいなのも先入観で、そうでもないモノもあります。

また「抜けても良い」ってのもあり、「熱処理や過剰な乾燥」のメニューを行う際だけでも効果は絶大かと感じます。

乾燥を防ぎ、酸化しにくいモノ、抗酸化も同時に、油の酸化を防ぐ、酸化されない物質も入れると、、、複合的に使用できるとCMCの価値観は大きく変わるかと感じます。色々わからない方はとりあえず「コメエンドウ」使えば良いかと思います。脂肪酸にタンパク質がひっついてるやつで。コレのみで効果が非常に高い。合わせて5%の水溶液作って完成です。簡単過ぎて、髪質良くなるから研究する気が萎える「禁断の成分」。仕上げにシュッと、アイロン前、デジパ前にシュッと、、、はい終わり。

タンパク質はアミノ酸の複合体。

タンパク質を補給することは髪にとって非常に重要ですが内部作用をさせる場合や、「モチ」を考えると「単品」のみでは作用が難しい。

タンパク質の中でケラチン、シルク、コラーゲン等がありますが、、、、、なにが違うかというと「アミノ酸の編成とアミノ酸の配合量」が違うということです。

いちばん重要なアミノ酸は「シスチン」だと思っています。システィンとシスティンが結びついた「シスチン」。

このシスチン量が減ることが「ハリコシ」の減少につながっていると考えます。そのシスチンを補うためにタンパク質というアミノ酸の集合体を補給するのですが、、、、、、内部浸透をさせる際に分子が細かくないと「中に入りづらい」というのがあります。外部に関しては効果的ですが、、、、。

なので結局細かくしたタンパク質を補給しても重要なシスチンを補給って考えると、なかなか難しいというのがあります。

なので「システィン」を補給するってことが重要であると考えます。むしろ「システィンがメイン」であり「タンパク質はその他成分」という位置づけでもあるかと私は思っています。なのでシスティンメインでタンパク質やCMCという複合成分、抗酸化が最も効果を感じるかと思われます。私はですが、、、、、。

あまり意味のなさない成分を多くいれることで「メインである成分が入らない」ではちょっと意味がないのかなとも感じます。

内部に関してはなるべくアミノ酸レベルで細かく補給し、CMC等のセメント的な役割を持つものを入れ込み「パンパン」にさせて「タンニン」などのポリフェノールで収斂、架橋。仕上げに表面を滑らかにする。というのが私の考えです。

非常に長くなりました。まあ、じゃあ、結局何を使えばいいかって話になるのですが、、、その辺を上手くブレンドしたのが「タマミルク」なんですね。まあ、いまのところ最強なんですよ。「タマゾン」処理剤は。で、、、私は謎を追うべく調べてるんですね。で、「商品としての限界を超えた所」ってのも興味があり。一から勉強してるわけなんですね。複合成分を。楽なのが良ければ「タマゾンの3アイテム」「WECOのイージス、リブラ」「MAGO印のタンニン」ですね。あとは「強チオ」が加わる予定です。もっとってなるなら「自分で」って感じです。スタイリング剤は「LUKE」。アウトバストリートメント+浸透剤+流出剤+タンパク質追加剤として「KEEP」。phを戻す+酸性の基剤「phコントロール」。皮膚、髪の洗浄+アニオン、アルカリの基剤「イーズバイカーブオールスキン」。私が考える最強ツールが揃ってきました。タンパク質単品、その他成分単品、、、勿論それだけでも素晴しいですが、、、、、。実際やってみて「大げさじゃね?」って思ってもみたりして、、、。なのでさらに踏み込んで「濃い複合成分」ってことです。ちなみにエルカラクトンだけではCMCの補給は難しいかと、、、。あくまで「ナノリペア」は浸透の良いつるサラ原料という認識です。エルカラクトンは素晴しいですが「大人の事情」で配合量に限りがあります。同じようなのなら「メドウラクトンVE」の方がCMCとしての効果は高いと感じてます。ナノリペアとエルカラクトンは同じようで「別物」。

「裏」ブログにてURBANCRAFTのメニュー工程を追加しています。ご参考にどうぞ。

金、シス、幹細胞追加してます。研究用美容液のレシピもそのうち載せておきます。

表はこちら。