こんにちは

東京都東村山市久米川駅徒歩五分、八坂駅徒歩一分の地下でこそこそ営業中の美容院。

こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト)保です。

残留薬剤をしっかり流すって非常に大事かと思ってます。

その前に「みんなで作ろうアウトバストリートメント企画」の「KEEP」のデザイン進行中です。お披露目はもう少々お待ち下さい。

こちらは「イベントに参加し楽しみながら、商材を作る側」に回って頂き、卸すほうの感覚をわかって頂きたいというのと「利益向上に役にたつ」というところの企画になります。また商材のグレードは非常に高く「有効成分がメーカー推奨濃度を大きく超える」という商材です。「内容のグレードが高いものを出来るだけコストをかけずに手に入れる」というのが大事だと思っています。

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今回は酸化剤、還元剤をしっかりと外部に流すのが重要という話です。縮毛矯正、デジタルパーマに使う還元剤(チオ)はしっかりとジチオ(WECO)イージス+リポソーム様のナノリペア+浸透剤で「もみ出し」をするのが非常に重要かと思われます。

あとは酸化剤もしっかりと追い出しておいたほうがいいと思ってます。髪に残留した強い還元剤、強い酸化剤は残留すると非常に良くない結果になるかと思われます。「戻りの状態が悪い」「色持ちが悪い」というところの結果は「残留」かなとも思ってます。

「KEEP」は「成分を抱え込んで高浸透」です。「乾かして定着」「乾かさないと流れやすい」という二種類の使い方が出来ます。

「流したい成分は揉み込んでシャバシャバして流す。」「留めておきたい成分は乾かして定着」または「乾かさないでも酸で定着させる成分」を上手いこと使うと良いかと思います。

またサラサラの浸透剤が「高濃度」に入っています。髪の表面の「油っぽい手触りの成分を内部に入れ込む」という作用があります。

矯正、デジタルで大事な要素は、、、、、

・還元剤塗布前はアルカリに寄せておく。(強アルカリの時短還元やphの高いサルファイトなど。出来れば活性型ケラチンの分子を小さくする工夫もできると尚良いかと思われます)

・還元剤のスペック考慮し15分以上加温又は加湿をして、しっかりと髪の内部まで還元作用を働かせる。

(ここが難しい。チオ、シス、システアミン、GMT、タマゾンのタマミルクの特徴を理解しダメージ部に対してのアプローチを考える。しっかりと時間を置いても大丈夫なスペックに調整しておく。)

・しっかりと中間水洗後、内部の還元剤を抜くまたは還元剤のミックスジスルフィドの対処をする。酸化しすぎないことが大事。

(イージス、「KEEP」の使用で内部の還元剤の働きを出来るだけ止めておきしっかりと外部に押し出す工夫が必要。)

・還元、中間水洗後内部補強をする。

(タンパク質、CMC、タンニン等の補給をし、しっかりとハリ・コシを戻しておく。)

・アイロン前に熱から髪を守る、または熱で失われる成分の補給。

(Rst,シリコン、ポリマー、脂肪酸、高分子ケラチン、コメエンドウ、CMC等)

・8~9割ドライをしてアイロン、またはブロー。もしくは両方です。アイロンしてから根本をツインブラシで熱当てると根本がキレイに伸びます。逆でも良いですが、先にアイロンのほうがいい感じかと思われます。髪の毛の内部補修がしっかりしていると、仮にブリーチしていたとしても「強い状態」でのアイロンが出来ます。また、「残留還元剤が熱で反応してしまう。」ということがないのでリスクが少ないかと思われます。毛先の5CMはするアイロンでノンテンション、仕上げにまとめて「温度を下げてしっかりプレス」みたいにやると毛先の硬さがでにくいかと思われます。

・過酸化水素で15分放置。中間水洗時にある程度中性に寄せておくことで「過酸化水素が表面で一気に反応し、内部浸透しない」ということがない状態にしておくことが大事です。内部まで過酸化水素がしっかり届くというのが重要。一緒にCMCも補給しておくと「乾いた髪にCMCがしっかりと吸収」されるかと思われます。私は「鬼」があるので、タンパク質、脂肪酸、コレステロール等複合的に更に吸収させ「髪をパンパン」にさせちゃいます。

・水洗後「余分な過酸化水素を流していきます」

酸化剤は残ってないほうが「戻りの状態がよい」感じです。炭酸泉、微アルカリの「イーズバイカーブオールスキン」、浸透剤などで、酸化剤の残留をとっておきます。

・酸性寄りの「phコントロール」または「phコントロール」に「鬼」追加の酸性の鬼トリートメント。

この段階で「油つけすぎのべとべと」だと「やり過ぎ」です。軽くシャンプーしても良いかもしれません。シャンプーしても「定着型」の「疎水性」の成分が内部にしっかりのこり、「一回のシャンプー程度」では落ちない状態なんで気にせずシャンプーして問題ないかと感じます。

・仕上げに「KEEP」をつけて全身クリームの「LUKE」でスタイリング。

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ブリーチに関しても「特殊な方法」で「一回で色素をガッツリ抜く」感じですと、次に入れるカラーの発色が悪い状態です。この時もアルカリ寄せにする必要と残留物の追い出しが必要かと思われます。「イーズバイカーブオールスキン」に「KEEP」を重ねて放置後「追い出し」作業をして、カラー剤塗布が好ましいです。カラー剤をつけて「直ぐにカラー剤の色が発色する状態」は「酸性の成分」が残っている状態です。アルカリ寄せ、または追い出し作業が必要かと思われます。

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こんな感じで、「イーズシリーズ」は非常に「奥が深い」商材です。2ヶ月後あたりに「みんなで発注かける」と思います。ぜひ使いこなしてもらいたいと思っています。

基本は「界面活性剤」が主成分ではない微アルカリの「泡立たない洗浄剤」になります。顔を洗うとツルツルになります。

私が考える皮膚の洗浄、といいますか、、、、「自分の皮脂に勝る美容成分はない」っていうのがありまして、、、、。

「イーズバイカーブオールスキン」は「過酸化脂質、汚れ、過剰な脂」は除去し、肌内部の「脂質」を残す。というコンセプトの洗浄剤です。また「特徴的な成分」なので「サロンで使える箇所が多い」商材です。

詳しい方ほど「アルカリ」による「還元」の悪いところに目が行きがちですが、、、、どっちかって言うと「過剰な酸化」のほうがもっと怖いと思ってます。私はですが、、、、。

残留還元剤問題と並行して「残留酸化剤」の問題にも目を向ける必要は大いにあるかと感じます。

「戻りの状態が悪い」のは還元よりも「酸化」のほうだと思うんですね。還元と酸化を「上手いこと日常生活にも取り入れる」って大事だと思ってます。「弱酸生活」だと「過剰な酸化」の状態に対処出来ない。普段の生活で「過剰な酸化」になることって案外多いと思うのですが、「対応できる還元」ってあまりないと思うんですよね。

「イーズシリーズ」は大変「売りづらい」商材です。黙って売ると「クレーム」に繋がる可能性もあります。「扱いづらい」ですが、ユニークな商材なんです。

また余談ですが「研究用」の原料は「濃さ」を私は見ます。「生詰め」の状態を知っているので。大事なのは「濃さ」と「価格」です。または「情報」という「付加価値」です。

それではまた明日