こんにちは
東京都東村山市久米川駅徒歩五分、八坂駅徒歩一分の地下でこそこそ営業中の美容院。
こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト)です。
縮毛矯正の高い講習費を削減できる為になる記事。
わたくし主に講習には参加しないのですが、人脈作りや合ってみたい人の講習には参加したりします。講習内容にはあまり興味がない。今月講習にいきますが、ここはちょっと「別格」です。キングオブケミカル講習。
良いとか悪いとかそういう感じになっちゃうとアレなので、私が出来る範囲で皆様のお役立ちが出来る記事を今回書かせて頂きます。
混合とは言えないので解釈して下さい。
S-スルホケラチン、タンニン、ヘマチン、固まる油(ラノリン、ひまわり油、マカデミアナッツ油、馬油、レシチンは乳化剤など、、、出来れば酸化しにくい油が好ましい)固まる油といいますか、、、、固まってる油。で熱で溶ける油。高い温度で溶けるやつのほうが定着が高いかと思われます。
、、、、、、が入った一剤。
S-スルホン化ケラチン・・・・・ほぼ生ケラチンS-SのSだけとったケラチンで一番大きな分子の超高分子ケラチンです。
チオグリコール酸アンモニウムなどの還元剤を使用することによってS-スルホン化ケラチンタンパク質は湿式紡糸法でシスチンのジスルフィドを含有するケラチンに変換して戻され、多数のジスルフィド結合と優れた物理特性を有する再構成ケラチン繊維が形成される。S-スルホン化ケラチンタンパク質は酸性条件を利用することによってプロトン化されて不溶性になる。
簡単に言うとph7程度のチオでジスルフィドケラチンになるヤツです。S-スルホン化ケラチンは、、、、。
ジスルフィドケラチン・・・・・タンパク質の薄膜に適用したのと同様の条件下チオグリコール酸アンモニウム又はトリブチルホスフィンなどの還元剤を適用すると、S-スルホン酸基が除かれジスルフィド結合の網目構造が形成されて発泡体の溶解度が低下し湿潤強さが増大する。また同様の効果を得るため還元された形態のケラチンを使用して、やはりジスルフィド結合の網目構造によって相互に連結されたケラチンタンパク質で構成された発泡体を製造することもできる。
もっと簡単に言うと、、、、高分子のスゲーいい感じのケラチンです。柔らかくて多孔性って自然な形のケラチンフィルムという薄い膜や、多孔性の膜が出来るわけなんですね。で、ひっついて持続性が高いんですね。
タンニン、ヘマチンはまわりの成分と合体するやつです。架橋作用と抗酸化作用と収斂作用があります。タンパク質や、脂質などを抱え込んで、、、、で乾燥や酸化で固まるんですね。
固まる油は高い温度で溶けて、冷えて固まる油。簡単に言うと「蝋みたいな油」です。で油によって溶ける温度が違いますし、、、質感も違うわけなんです。で、、、植物性や動物性の油は酸化するんですね。なので酸化しにくい油が優秀なわけです。。。
マカデミアナッツ油はパルミトレイン酸を多く含む油でサラッとしていて酸化しにくい油です。これもオイル状で安定しているものと固形のモノがあります。
馬油は動物性の油。動物性の油でも最も酸化しにくい油。また上質な滑らかさがあります。
ひまわり油はトコフェノール(ビタミンE)を多く含む油。他の油の酸化を防ぐ役割があります。
ラノリンはステロール類を多く含み、18-MEAを多く含む油。また熱に強い油です。
この4種の油は各々に役割があり、一緒になることで非常に質の高い油になります。またすべてを固形型の油にすることで、、、熱で溶かして、冷やして硬化の役割を果たすかと思われます。
なので、、、、、「固まるやつ」ってのがあり、、、、S-スルホン化ケラチン+タンニン、ヘマチン+固まる油でいい感じにバランス良く配合した一剤が言い訳なんですね。。。
アルカリでスルホ、タンニン、他ケラチン加水分解物を溶かして凝固しない状態にして、、、、更に熱で溶ける固まる油が入ってるアルカリ剤。。。。。
でスルホはph7のチオ溶かしなわけなので、、、、
要はph7ほどのチオを含む一剤が好ましいのかなと思います。
中性システアミン+システィン(ハリ・コシ)+チオを他の溶剤が固まらないph7位の状態にして、且つ「固まるヤツ」が入っていると最も好ましいのかなと思います。
なのでph7に調整したチオ+シス+システアミンに対し10%ほどS-スルホン化ケラチン、加水分解ケラチン、固まる油、タンニンorヘマチンですね。。。。且つ浸透剤としてアクリオなんか入っていると更に好ましいかと、、、、、。そんな一剤があると好ましいかと思われます。
こんな感じのいい感じの一剤で還元し、中間水洗後イージスつけてアクリオ+ナノリペアつけてチェンジリンス。
その後更に、タンニン、固まる油つけてチェンジリンス・・・・・・・これやっておくとコレが固まって矯正もデジパも綺麗になるんですね。それだけの話しですよ。還元さえしっかりとしておけばいいんです。根元付近はしっかりと還元が大前提。普通にチオでいいんです。クリームチオで根本還元。毛先はアレコレ頑張るんです。
で、、、、8割程度乾かして根本は180度できっちりアイロン。毛先は温度下げてきっちりアイロン。毛穴付近はツインブラシで伸ばす。
根本の薬剤は、、、、、、、、、、、、、、、下記です。
上記の薬剤はムラヤマトシキさんの商材。。。。一剤ちょっと割高ですが、、、、最大のメリットは一緒に「あるものを入手可能」。詳しい方はよだれが出る「あるもの」を持っています。ここではかけませんので、直接お問い合わせくださいね、、、ふふふ。
その状態がこちら
綺麗にきっちり伸ばします。。。で、毛先は仕上げすぎないように設定してます。柔らかさ出すんで。この状態でもに液つければやわらかくなります。
2液つけて流して乾かした状態がこちら。毛先までピンとなってませんね?
で、、、、
こんな状態にしておくとカットが楽なんです。
ベースカット終了がこちら
かなり硬毛の方ですが、ある程度硬さがとれて柔らかくなってます。なのでカットしても馴染みやすい。カット後の配慮まで考えて柔らかくい状態で仕上げておく。なので8割仕上げ。ただ「固まるヤツ」が効いてるうちはツルツル。でちょっとずつマイルドになっていくイメージ。
下記は軟毛のデジパのみ。
大きくカールがグリっと出ます。これは「固まるやつ」が効いてるからです。
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ついでに明日休みなんでカットの記事も載せておきます。
ショートレイヤーのコツですが、、、もみあげ部に注目。ここをシュッとなじませるのが大事。
みたいにカットするとショートレイヤーのアウトラインが顔にシュッと馴染みます。
下記はもみあげを更に短くして、マッシュっぽく丸みを作ったショートカット。
前と横が短くなると横のグラのラインが変わります。下に下がっていく横ラインです。
このラインが乱れないことが重要。
以上です。
ご参考にどうぞ。
保
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