こんにちは
東京都東村山市久米川駅徒歩五分、八坂駅徒歩一分の地下でこそこそ営業中の美容院。
こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト)保です。
先日ご紹介した特製処理剤(研究用)がヤバい。
ここの所随分S-スルフォンケラチンとシスティンの研究をしていたのですが、、、先日紹介した「コレ」先生から卸していただいた、タンニン、生ケラチン、ヒートケラチン、、、、。毎回私が考えた感じに言ってますが「先生の考えの処方」に私が勝手に付け加えたものなので、実際のところ細かくはわかりませんがとても良いです。私がすごいのではなくMAGO先生がすごいのですね。
こちらに酸性システィンとアルギニンと溶剤安定としてイーズバイカーブオールスキンでph7前後に調整したジェルローションにアクリオという浸透剤を混ぜたものなんですね。
カラー剤混合してみました。仕上げに全身美容液の「LUKE」使ってます。毎回言いますが「LUKE」超便利です。下の写真でわかるかと思いますが、、、滑らかなクリーム感。。。オイルでもなくワックスでもない。この滑らかな「クリーム感」が「LUKE」の特徴です。
艶とハリコシが半端ではありません。ヘアカラーはアルカリ→酸化なので相性が良いですね。タンニン少な目にしておけば暗くはなりません。
また、、、極力カラー剤のアルカリは下げて使いたいのでOX量は倍にしています。正直髪の内部でどうなってるかはわかりません。見えないし。しかし明らかに質感が違うのを確認できました。下記の方も同じような処理してます。髪質によりけりの結果はありますが。やはりいい感じです。仕上げはナノリペアEL→「例のコメ、エンドウ」です。
仕上がりに艶と柔らかさがあるのはエルカラクトンと「例のコメ、エンドウ」です。非常に優秀です。柔らかいタンパク質の皮膜感にCMCが科学的に引っ付いています。バージン毛の表面と類似する原料です。シリコン類の重たさ、硬さもありません。また強アニオン皮膜のツッパリ感もありません。とてもナチュラルで使いやすいかと思われます。
またアクリオっていう浸透剤が非常に便利。超絶薬剤入ります。入りやすいってことは抜けやすいということなので、そこはうまいこと抜けない感じにして使う必要があるかと思います。またエステルなので油っぽさをとります。例えば、、、ラノリン、クオタニウム-33なんか優秀なのですが重いしべたつくので量の調整がどうしても必要なのですが、、、、アクリオいれるとさらっとするので量を増やしたりも出来ます。
アクリオで心配だったのがカラーの抜けだったのですが、、、まあ、戻り見てみましたが問題ない感じです。。。。アルカリ抑えると表面がとにかくきれいなんです。うちでは微アルカリの「ローランドhカラー」もありますが、時間かかりますがとにかく表面がきれい。なのでアルカリを抑えたいんですね。でもしっかり染めたい。。。アクリオ使うとアルカリ下げても浸透するので便利なんです。
単純に使用すると入ったは良いものの「抜け」もあるので、、、量の調整や処理剤を「置いていく」イメージの原料でないと難しいかもしれませんね。
パーマや縮毛で使用する還元剤の抜けが問題だったり、、、または残留利用しての水処理みたいなことや中間水洗処理なんかもありますが、、、、そもそも「入りやすくて抜けやすい特徴」っておもしろいと思うのですね。薬剤を「早く深く浸透させたい場合」強アルカリ処理するかと思うのですが、、、、浸透剤利用すれば強でなくても良い気がするんですね。。。。または酸でも可能かと、、、。
「抜けやすい」が悩みだったのですが皆さんのFBで良くお見かけする辻屋氏に悩み相談したら、、「個性をどう使うか?」という話になり「あ。そうだな」と思ったわけなんですよ。これだけ定着の技術があるんならそんなに問題もないのかなと。なんとなく「しっかり内部浸透させて外部に流す必要」ってあるかと思いますが、そんな時に非常に便利かと思われます。前に処方で出した「アクリオ主成分+エルカラクトン」もしかして案外こっちのほうが良いかもなとか思ってます。アウトバスとしての風合いはかなり良かったんですね。つるっとしてさらさらーーみたいな風になびく軽さ。。。。違う処方で試作出しているのですが、、、うーーん。
なので、、、癖はありますがアクリオは非常にユニークな原料になります。これもそのうち研究用に届くのでOEM商材の研究などで使用してみたい方はよかったらどうぞ。
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保
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