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東京都東村山市久米川駅徒歩五分、八坂駅徒歩一分の地下でこそこそ営業中の美容院。
こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト)保です。
「CMCなんてシャンプーで落ちちゃう問題」
CMCって簡単に言うと脂肪酸っていう油が多いと思うのですが、油って界面活性剤(シャンプー)で落ちちゃいます。
髪の内部の脂肪酸。パーマ、ヘアカラーなど強いアルカリ処理で抽出される毛髪結合脂質 (内、40%がアンテイソ脂肪酸) 約50%、セラミド約10%、コレステロール類 約40%と言われてたりするそうです。アンティソ脂肪酸は18-MEAと呼ばれたりもします。
下記は引用です。
①エピキューティクルは半透明膜で、シスチン含有量が低いケラチンタンパク質からできています。疎水性で化学薬品に対する耐性があり、水蒸気や空気は透過します、また硬くてもろいためコーミ ング等の物理的な衝撃で損傷しやすくなっています。
②A-層は、シスチンを約35%含有しているケラチンタンパク質で、一般的な化学薬品に対する耐性はあります、またシスチン結合を多く含みますが、疎水性が比較的高く、エキソキューティクルと比較すると、シスチン結合に影響を与える薬剤(パーマ剤等)に対しての耐性は高くなっています。
③エキソキューティクルは、シスチンを約15%含有しているケラチンタンパク質で、比較的親水性の性質を持っています、シスチン結合を含み比較的親水性であるため、シスチン結合に影響を与える薬剤(パーマ剤等)に対しての耐性は低くなっています。
④エンドキューティクルは、シスチンをほとんど含有しない非ケラチンタンパク質で、酸性及び塩基性のアミノ酸がキューティクルの中で一番多く、親水性で化学薬品に弱い性質を持っています。
⑤inner-層は、比較的シスチン結合含有量が高いケラチンタンパク質で、比較的親水性の性質を持っています。
⑥lower-β層は、タンパク質結合脂肪酸(18-メチルエイコサン酸(18MEA)・パルミチン酸・オレイン酸)・セラミド・硫酸コレステロール・コレステロールといった脂質が、孔があいたように並んでいます、またこのタンパク質結合脂肪酸は、パーマ剤やヘアカラー剤に含まれるアルカリにより流出しやすい性質を持っています。
⑦δ層は、ケラチンタンパク質と、ケラチンタンパク質をはさむ2層の非ケラチンタンパク質からできており、水や薬剤の通り道となっています。
⑧upper一β層は、タンパク質結合脂肪酸(18-メチルエイコサン酸(18MEA)・パルミチン酸・オレイン酸)・セラミド・硫酸コレステロール・コレステロールといった脂質が密に並んでおり、エピキューティクルと共に毛髪の外側の疎水性に起因しています、またこのタンパク質結合脂肪酸は、パーマ剤やヘアカラー剤に含まれるアルカリにより、流出しやすい性質を持っています。
こんな感じになっています。結局はCMCはパーマ、カラーですぐなくなっちゃう⇛髪が親水性になり水を弾かなくなる。って話だと思います。
でCMCを補給すれば?って話になると思うのですが、、、、タンパク質結合脂肪酸というように、タンパク質にひっつけないととれちゃうのですね。シャンプーとかに入っている界面活性剤で、、、だってタンパク質に結合してないわけなんで。
なので髪の表面などを色々コートし「封じ込める」発想なんです。抜けちゃうから。
ケラチンとかもそう。「封じ込める」発想なんです。
それを最近では「結合」させる発想に移行しているわけなんです。それが「MAGO先生の方法論」であったり「タマゾン商材」だったりするわけなんです。
で、、、今度はCMCです。あんまり意味をもたないわけなんですよ。「一時的でシャンプーで落ちちゃうから」。
で、、、困ったのですが、、、そこで便利なのが「ナノリペア」なわけです。熱で吸着するんでエイコセン酸が。
で、、、ナノリペアだけだとエイコセン酸が足りないわけなんです。なので「ラクトンVE」が必要と思うわけなんです。私はですが。
「吸着精製ラノリン」はコレステロールと脂肪酸で出来ています。また吸着性の高い成分です。
マカデミアナッツオイルは「オレイン
で、、、、「例のコメエンドウ」と「例のオイルケラチン」はタンパク質結合脂肪酸なんですね。
くっついてるのでCMCが取れないんですよ。
ということなんです。非常に優秀なんです。だから「やたら疎水して艶がやたらでる」わけです。
下記は研究用です。オイルケラチン、ラクトンVE、マカデミアナッツオイル、ラノリン、コメエンドウ、ヒアルロン酸、BG、ナノリペア、アクリオ、フェノキシエタノールです。やがてある箇所はシーバックソーンオイル、セラミド1.2.3.5.6に変更予定です。
ハリ・コシってありますよね?タンパク質のハリコシではないです。CMCのハリ・コシ。こっちも重要です。アルカリ使う一剤に5%ほど入れ込むと、、、、、、、、、、、、、、、、「タマミルク」や「活性ケラチン等によるインナー補修」も加わると、、、、、、。
となるわけなんです。
私はシリコン、ポリマー、その他皮膜系も使いますが、、、、面倒な場合はシンプルでいきますが、、、もうちょっとやり込むと「その比ではない結果」になります。「そんなんいらんわ」と思わず、「やってみるといい」かと感じます、、、。
上記の方はロマンスグレイが素敵ですがビフォアのハリコシの感じは皆さんわかるかと思います。しっかりと立ち上がり髪を維持します。
上記の方は多毛の硬毛の太い毛です。カラーなどで「保湿の維持が最も難しい髪質」というのは皆様わかるかと思います。かなりのバージン毛のような質感に出来ます。
下記の方は軟毛です。ハリ・コ、艶でます。ブローちょっとしてますが、毛先の質感が圧巻です。
当たり前ですが、髪質にもよります。縮毛だとここまで出ないですが、、、縮毛矯正したあとは同じような艶が出ます。
こんな感じです。「商品化」は検討中です。「販売価格がどエライことになる」ので、、、。
そのうちもうちょっと「アレコレ」してご提供出来る日が来るかもしれないですが、、、。
研究用の雑貨が必要な方はメッセージをお願いします。「研究用」なので「ご自分の研究で」って感じです。「私も手探りなので」。なので比率は教えることは出来ません。
また、「この鬼CMC」は一剤5%であったり、とリートメントに追加。あとは「d,Dクリーム」「イーズphコントロール」に追加したCMC酸リンスとしても優秀かと、、、、。私はですが。
ポリマー系とか簡単で便利なのですが、「はり、こし、艶、柔らかさ」に関して全然違うかと思われます。好みもあるかとは思いますが「あれこれやる必要はない」的なことはないかと思います。「やってみればわかる」。かと、、、、、、。
皆様の研究にお役立て下さい。
保
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