こんにちは

東京都東村山市久米川駅徒歩五分、八坂駅徒歩一分の地下でこそこそ営業中の美容院。

こだわり派の口コミで人気の美容室URBANCRAFT(アーバンクラフト)保です。

縮毛矯正、デジタルパーマのコツ。私なりのですが、、、、

色んな美容師の方とやり取りする機会が多いのですが、以外に多い意見が「同じ薬剤を使って同じようにやっているはずなのに先生達のように」上手くいかない。」みたいなことを聞く機会が多いです。因みに私は先生ではありません。その辺の美容師です。その辺の美容師なりの解釈ですが、ご参考にどうぞ。様々な記事見ますが、、、、「そんなに要らないよね」ってことも感じるんですね。基本「上手い方」っていうのは薬なんでも良いんです。「その人が単純に上手い」わけなんですね。「薬剤のおかげで仕上がりが素晴しいわけじゃない」ってことです。いや、素晴しいのですよ。素晴しいのもたくさんあるんですよ。でも基本は「助剤」なんです。コレ使えばみんないい感じになるのではないってことです。「助剤の力で仕上がりが素晴しい」のではなく、「腕が良い」のです。その「腕がいい」とは薬剤のパワーコントロールが上手いって話です。

なんでかな？と思ったんですが、「薬剤依存の考え」だと上手くいかないと思うんですね。「コレ使うとこうなる」ってわけじゃないんですね。「薬は別に普通のやつでいい」っていうのがありまして。むしろ「普通のヤツのほうが分かりやすい」っていうのもあります。ここで言う普通のヤツっていうのは例えばパーマ、縮毛矯正の一剤なら、色々混ざってないシャバシャバの「チオ」「シス」「システアミン」があればいいと思ってます。超強い「チオ」と超弱い「チオ」「シス」「システアミン」。シャバシャバの。

色々使いまくってると意味がわからなくなるんで。で上手い方は髪質に応じてのパワーコントロールが上手いって話かなと思ってます。

放置時間は私は薬剤つけて普通に15分加湿します。ハリコシがあって濡らしてもへたらない髪質には強チオで良いと思います。カラー毛とか大体皆さん多少のダメージがありますので、その場合は弱ーい中性、酸性のチオ、シス、システアミンを使います。

ビビリ毛も同じようなものだと思ってます。基本はシャバシャバ使ったほうがわかりやすいかと思います。クリーム、ゲルは計算しづらいというのがあります。なぜクリーム、ゲルを使うのか？それは単純に根本の強い薬が毛先に流れないからです。毛先に関してはシャバシャバです。

傷んでない方の方が少ないわけだから、バージン毛などは普通に強チオでクリーム、ゲル使ってですが。

その他は根本は普通に強いの使う。毛先は別物として考える。根本は普通でいいんです。問題は毛先の方です。毛先はシャバシャバのほうが「学びやすい」「次にいきる」感じなんです。まあ、私の考えはですが、、、、。

で一剤チョイスなんですが、、、私はある程度時間を放置するという考えです。15分の湿熱を加えるだけの強さで還元剤をチョイスします。

で、、、だいたいダメージ毛が多いと思いますのでダメージがある程度あるという過程で工程の話をしていきます。普通にです。普通の痛み具合です。

研究用です。

まずは前処理として「皆で作ろうアウトバストリートメント商材」のメイン原料である、NanoRepair™-ELとNeosolue-Aqulioで内部の脂質を整え薬剤の通り道を作ります。ナノリペアとエルカラクトンは正式には違います。エルカラクトンを使ったやつです。エルカラクトンのみの原料って知らないんですが、ナノリペアはエルカラクトンのナノ分散液と言うものです。エルカラクトンをスゲーヤツにした液と思って頂ければ良いかと思います。

NanoRepairTM-ELは、平均粒子径50～150nmのリポソーム様の多重ラメラベシクルです。 エルカラクトン、植物ステロール等から構成されたナノカプセルです。

エルカラクトンも素晴しいのですが、ナノ化してるってことがすごいんですね。熱処理で毛髪成分と反応し、結合します。毛髪内部に浸透したエルカラクトンが毛髪内部成分と反応、結合することで、半永久的な持続的ケア効果を与えます。

ムズカイシイのですが、、、なんと言いますか、、、簡単に言うと「スゲーしっとりするやつ」です。

Neosolue™-Aqulioは毛髪内部への水溶性有効成分の浸透を促進します。 Neosolue™-Aqulioは水溶性タンパクと併用することにより、水溶性タンパクをより浸透させ、毛髪ダメージを改善します。

これもなんと言いますか、、、、簡単に言うと「スゲー浸透してツルツルするやつ」です。あとはベタつきを抑制します。18MEA（いわゆるCMC）だったらクオタニウム-33とかいうのがあるんですね。安いし持ちもいい。インサイトの研究用原料サンプルです。

でもベトベトするし、重いんですよ。だからたくさん入れるとやりづらいんですね。そんな時にアクリオ使うと重さとかベタつきの軽減が出来るんで便利なんです。タンパク質とかもそうですよね？ケラチンとかベタベタしませんか？アクリオ使うとサラサラですよ。あとは美容液とかでコラーゲンとか使うと思うんですが、コレもべたつくんで大量に混ぜ込めないのですね。そんな時もアクリオ入れるとサラサラになるんですね。（サラサラは言い過ぎだけど、、、）

その後低分子、中分子の混合タンパク質にアクリオ混ぜたやつを揉み込みます。（ここに処理剤としての期待感はそんなにもってないです。さらっとやる感じ。その割にスゲー良いの使ってます。あらゆるタンパク質の混合です。シルク多め。）

で矯正ならゲルの強いのを根本につけて、、、、大事な毛先の還元をしていきます。毛先に意識集中。根本は傷んでないんで、気にしないで強いので大体大丈夫かなと思ってます。

本日はデジパです。

毛先に酸チオ、中性システアミンのシャバシャバとインナー処理用の溶剤を1：1位で使ってます。

ここで使うインナー系は、、、やっぱり使いやすいのは「タマミルク」。これ万能。とりあえず使っておけばいい感じになりやすい禁断の商材。「薬剤依存度MAX」の使いやすさです。

これもかなりいいですよ。エルコスのコンク

＜ケラチンP.P.T＞
低分子・中分子・高分子、3種類のケラチンP.P.Tをバランスよく配合
■ローダメージからハイダメージまで、様々なシーンのダメージを修復&予防
＜システイン＞
酸性領域（pH2.0）でシステインを高濃度に配合（従来比の2倍以上）
■パーマ2剤、カラー2剤等の酸化剤による「システイン酸の生成」を抑え、ダメージを予防。毛髪中のケラチンと結合し、ウェーブ効率を高め、より弾力のある毛髪へと導く
＜レシチン＞
水にも油に親しみやすく、保湿&エモリエント効果がある。 よりツルサラな仕上がりに！
＜各種アミノ酸＞
ＰＣＡ－Ｎａ、乳酸Ｎａ、アルギニン、アスパラギン酸、ＰＣＡ、グリシン、アラニン、
セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン
■各種アミノ酸が毛髪内部のマトリックスに浸透&補修、ダメージを予防
＜高分子ポリマー＞
カチオニック（陽イオン）の性質をもった高分子ポリマー
■毛表皮にイオン吸着し、皮膜を形成
毛髪内部に浸透したP.P.Tやアミノ酸の流出を予防、さらに、艶・滑りを改善
＜毛髪浸透促進剤＞
■毛髪浸透促進剤“アクリオ”の働きにより各種毛髪補修成分が毛髪内部に深く浸透し、効率よくダメージを修復&予防

こんなやつです。3000円位です。高濃度システィン、高分子ポリマー、各種アミノ酸、、、アクリオも入っているやつ。これは「辻る」と出てきます。私は困ったら「辻る」がおすすめですね。、、、、先日のコメントのパクリです。だってググっても出ないんですよ。いい情報が、、、、「辻る」方が質の高い情報に辿り着きますから、、、。

まあ、、、私は「タモエキス」が最安値なんで、こっち使っちゃうことが多いですが、、、。こっちは先生に教えてもらって下さい。

話は戻りますが、、、、ここでしっかり15分加温します。15分加温しても大丈夫な強さに設定って所がミソかと思います。

で、、、、普通髪って薬剤でふにゃふにゃしますよね？いわゆる軟化です。インナー系を使いこなすとふにゃふにゃしないんですよ。軟化チェックもクソもないんです。むしろハリコシ出てくる感じなんで、、、。

ここの「触った感じ」でのチェックが難しいと思います。「軟化してきた」ってところで感じるのではなく「インナー系が効いてきた」ってところでチェックしてます。私はね。

この状態を作る所がもっとも大事かと思います。ちょうどいい感じっていうのは、、、「バージン毛を軟化した状態」ってありますよね？あの位の状態です、、、、。なんと言いますか、、、明らかにふにゃふにゃして「リッジが出そうもない」状態ってありますよね？その状態だったら「リッジでない」かと思います。15分加湿した状態で「バージン毛をチオで軟化させたくらいの質感」にもっていくことが重要かと思います。ここがコツかなとも思います。「ビビリそうにもない雰囲気」に作っておく感じです。

それでもふにゃふにゃな毛には「そもそもかけないほうがいい」って判断します。軟毛のフニャフニャでなくてダメージのフニャフニャ感っていうやつです。

文章にすると長いですが、、、デジパならシャンプー台でそのままいっちゃうので、、、全然手間も時間もかかってないです。下準備が重要なんで。混合さえ気をつけるって話です。時間かかってないんです。

その後流してジチオを揉み込みお湯貯めしてシャバシャバします。この工程が大事です。しっかりと還元剤を流しておかないと還元剤がミックスジスルフィドっていうのになって結合が上手くいかずダレの原因になります。ここ超大事です。

これやっておくと「熱で還元剤が走らない」って感じです。走るっていうのは残留した還元剤がデジパやアイロンの熱で還元が進んでしまうってやつです。濡れてるだけで内部の残留した還元剤は反応し続けます。これが熱のダメージに繋がります。

ウェットアイロンっていうのは「あえて還元剤をはしらせる」ってことです。ウェットアイロンで還元作用を進めて、その後もう一回乾かしてアイロン。ってことです。私は「よっぽど伸びにくいとかかかりにくい」って時しかやりません。結構危険です。上手い人は問題ないですが、、、、、。

なのでしっかりとジチオで「内部の還元剤の作用をストップ」することが大事なんです。ここが本当に大事。これがWECOのイージスでコスパも良いのでマストアイテムになります。ここまで状態を作っておくことが非常に大事かと思われます。

要は「ガンガン熱加えてパッキパキな状態にしても耐えられる」感じのイメージです。「あ～これ熱加えて大丈夫かな？」という状態ならそもそも「やんないほうが良い」ということです。

熱を加えても大丈夫な状態に作るってことが重要かと思います。

その後アイロンなり、デジパしますが、、、高分子ケラチンとかマゴ汁とかミルスタとか色々あるんですが、、、、なんでも良いかなと思ってます。私はですが。

で、、、べたつくのもキシキシするのもやりづらいんです。櫛通り良くしながらタンパク質と脂肪酸を引っ付ける「例のコメとエンドウ」が超絶やりやすいと思ってます。私はですが。毛髪表面に近いナチュラル原料のほうが好きなんです。私はですが。

あとはデジパなら普通に80度⇛60度とかでパッキパキに乾かします。ここまでやっても耐えうる状態なので安心してパキパキさせます。で2液です。

この艶は「例のコメとエンドウ」で出ます。

上記のモデルさんは2人です。デジパです。毛先がいい感じに収まるかと思います。

という感じです。私なりです。別に先生とかじゃないんで細かいことはわかんないで、あくまでも参考にどうぞ。

下記はデジパとかじゃないです。トリートメントです。

美容液なんかも研究してますが、、、、なるべくシンプルで良いと思ってます。

ヒアルロン酸と（粉末です。）原液は大体1％水溶液ですよ。粉末は100％です。

プラセンタ

コラーゲン

あとはアクリオと防腐剤と精油少し。シンプルですが、これの濃度で調整しますが、スゲー伸びが良くてかなり良いです。ヒアルロン酸特濃にして朝つけると「一日中空気中の水分を抱え込む」ので肌がしっとりしすぎます。夜くらいがちょうどいいのですよね。こんなのもOEM商材の研究用です。まあ、、所詮化粧品は化粧品ですわ。過度の期待は良くないです。こんくらいの処方がいろいろ考えて良いと思ってます。私はですが。

私が人を見る時に大事にするのが「どっち側の人」かなってことです。メーカーは「商品を売る」ってことが仕事です。ディーラーも「商品を売る」ってことが仕事です。全然悪くないです。仕事だから。なかには「講習が仕事」って方もいるかもしれません。全然悪くないです。

ただ「そっちの方々」は「どうやって多く売るか？種類売るか？」って一生懸命考えているって話です。私達が美容師として「売れるには？」って一生懸命考えるのと一緒です。それが仕事だから全然悪くないと思います。

「正解知ると売れない」ってことです。そこをしっかりと理解しておいたほうが良いと思います。

私は「そっちの方々」とは「横で繋がる」のは良いと思ってますが「お客様」になるつもりはないんですね。

あとは単純に「いい人」って方も多くいます。「中間」の方もいます。それは各々が判断すれば良いかと思います。

ただ、、、、私が「会いたい」と思う方は皆さん「いい人」のほうです。なかなか見分けがつかないこともありますが、よく見ると分かります。「ビジネス」の人なのか、、、単純に「親切」な人なのか、、、、とかなんとか

それではまた明日

保